長年一緒にいると存在そのものが当たり前になっていて有り難さえ感じなくなっていく。
近頃はどうかというと、いなくなったらどうしようと考える事が多い。
体が自由に動いて、やりたいと思うことが出来ているうちはいいが、ちょっとしたことが出来ないようになると、お互いその存在価値をしみじみ感じるようになってきた。
この年になると否が応でも、お互いそうなってくる。そいう面では、夫婦はあまり年が離れてない方がいいかもしれない。一方が元気で、一方が衰えすぎは、一方に負担がかかってしまい上手くいかないのではと思う。
そうは言うものの、わがままな私が、一方的に今迄迷惑をかけてしまっているが、最近少し体の不調があちこちに出てきている女房を見て、出来るだけいたわてやる感情も出てきて、その存在にただただ感謝する様になりました。女房もこのことを気づいてるようで、以前よりは優しくなった気がします。この年になってようやくいい夫婦になれそうです。